司法書士が取扱う業務は、その多くが「事務手続」です。極端な話をすると、事務手続は、誰に依頼しても同じ結果になるのです。不動産の名義変更手続も、相続手続も、離婚に関する手続も、よほど質の悪い事務所に依頼しない限り、結果は同じになります。

しかし、私は司法書士として、長年お客様に接している中で、同じ結果であっても手続後の満足度は、大きく異なるということを身をもって感じました。同じ結果であっても、満足度に大きな差が出るのであれば、満足度の高さこそが、私たちが最もこだわるべきポイントであると考えるに至りました。

そこで、あやめ池事務所では、「手続内容も費用も分かりやすいこと」、「スタッフは難しい言葉を使わないこと」をはじめ、様々な取り組みを実施しています。このような取り組みは、事務手続の結果には影響がありませんが、お客様の満足度には、大きく影響するのです。

事務手続という「無機質なサービス」であっても、我々の取組み方によって、人間味のある温かいサービスへと変化させることができると信じています。手続後に、「あやめ池事務所に依頼してよかった、また依頼したい」と感じて頂けるよう、愚直に謙虚に、お客様のお役に立ちたいと思っております。

司法書士　牧野和弘